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忘れるために手帳を使う

Last updated on 2020年4月27日

すべてのことを記憶している特別な人を除いて、多くの人は、いろいろなことを忘れていく。

忘れてしまっても、すべてがすっかり抜け落ちてしまうことは少ない。

特にビジネスの世界では、あったことすら忘れてしまうということはほとんど無いと思う。

手帳には約束を5W2Hで書く。

そのすべてを思い出せなくても、どこかに書いたはずという記憶が引き出せれば、手帳を見れば良いのだ。

約束は忘れてしまうのではなく、記憶が引き出せないだけである。

書いたことさえ記憶しておけば、手帳にすべてが書いてあるのだ。

記録すれば記憶する

手帳に約束を書くということは、約束とともに書いたという記憶も一緒に記憶しているのだ。

どこかに書いたはずという記憶は、手帳に書くことで残る。

5W2Hのすべてを覚えていて、いつでも引き出せるなら、手帳はいらない。

忘れることも必要なのだと、聞いたことがある。

しかし、約束となるとそんなことは言っていられない。

手帳を時々見直して、過去の約束もキーワードだけを記憶していくのだ。

短所を補(おぎな)う

手帳にすべてを記録しているなら、過去の経験を今後に活かすことができる。

自分が苦手とすることも、手帳に残した記録をたどることによって、うまくこなすことができるかもしれない。

何かを実施した時にかかった時間を知ることは、次に同じ様な内容のことをするときにかかる時間を予想することができるようになる。

短所を補うなら、過去の経験を今後に活かせばよいのだ。

手帳の使い方の提案

多くの手帳は、月間カレンダーと週間カレンダーの両方がついている。

私がおすすめする使い方はこれだ。

週間カレンダーには詳細を書いて、月間カレンダーには、キーワードだけを書く。

そして、時々見返すのは、月間カレンダーの方だ。

月間カレンダーを見て、気になることがあれば、週間カレンダーを見直せば良いのだ。

月間カレンダーのキーワードだけなら電車の中やちょっとした時間に見ることができる。

過去の経験から学ぶ

手帳に書いた記録は、自分の人生の記録になる。

記憶は薄れていくが、記録は薄れることは無い。

週間カレンダーにどれだけ詳しく書き残すかによって、今後の役立て方が変わると思う。

過去の経験から学ぶには、手帳を参考にすれば良いのだ。

まとめ

手帳に5W2Hをきちんと書き、キーワードを書いておけば、過去の経験を今後に活かすことができる。

キーワードさえ覚えておけば、詳細は忘れても問題は大きくならない。

自分の苦手なことも、過去の経験を参考にすれば、乗り越えられる可能性も出てくる。

手帳は、書き込めば書き込むほど、自分の財産になるのだ。

スキマ時間や空き時間に手帳を見て内容を充実させていけば、財産はどんどん増えていく。

ビジネスでもプライベートでも、詳しいことを忘れていても、手帳はキーワードであなたを助けてくれる。 

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