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キャンピングカーについて最低限知っておかなければならないこと

Last updated on 2024年1月7日

 自宅待機中にキャンピングカー動画のyoutubeを見て、面白そうだったので調べてみました。
 キャンピングカーは、色々な目的で使うことができて、車でどこかに行って車中泊すればキャンピングカーと呼べるようですが、ここでは、下記の2点をメインに書いていきます。

 (1)長期の旅行に車を使い、名所などを回りながら車の中で生活をすること。
 (2)目的地に前日に着いて、車の中で寝て過ごし、食事もすること。

 知人の親が別荘を持っていたのですが、知人が子どもの時の夏休みは毎年同じ別荘で過ごしていて、海や山に遊びに行く友だちがうらやましかったそうです。
 同じ場所しか見えない別荘を購入するより、どこにでも行けるキャンピングカーは別荘より楽しみが多い気がします。
 キャンピングカーと一口に言っても、マイクロバスのような大きいものから軽自動車まで様々で、キャンピングカーを作っているメーカーごとに色々な特徴を持った車があります。
 キャンピングカーの購入目的というか使用目的は個人ごとに違っていますので、自分の使用目的にあった正しい選択をしないと、装備などが無駄になったり不足したりする場合もあります。
 人それぞれキャンピングカーの使い方が違いますので、どのキャンピングカーが一番とかは決まっていないようです。
 このサイトでは、キャンピングカーについて最低限知っておかなければならないことをまとめてみました。入門編ですので、実際の活用方法のアイデアなどは記載していません。
 キャンピングカーを買って、あれもしたい・これもしたいと思って購入しても、自分の趣味に合わなければ、もしかしたら必要かもしれないと思って付けた装備は無駄になりますし、最後にはキャンピングカーそのものを使わなくなってしまうようです。
 本当にやりたいことを一つに絞って検討した方が、良い結果が得られると思います。

  • 日本一周をする
  • サーフィンや釣りに行く
  • 名所や旧跡に行く
  • 仕事の移動に使う(ホテルの事前予約とホテル代が不要)
  • 目的地での時間つぶし(レース参加などで開始前や休憩時間の居場所に使う)

 キャンピングカーで心の底からやりたいことをじっくりと考えると同時に考えるのは、誰と行くのか、仕事はどうするか、住んでいる家はどうするか、家族はどうするか、収入はどうするか、本当にキャンピングカーで生活したいのか、移動するだけで良いのかなど、考えることはたくさんあり、その答えは人によって違うと思います。
 購入価格、車両全体のサイズ、室内の高さ、装備およびそのサイズ、使用目的もたくさんあり、それぞれ自分に合ったキャンピングカーをじっくり考えて購入しているようです。
 キャンピングカー購入で絶対に忘れてはいけないのが全長です。民間駐車場のサイズは5メートルで、ほとんどのキャンピングカーは民間駐車場に駐車できません。
 バンや軽自動車を購入して自分好みのキャンピングカーに改造している方の発言をyoutubeなどで見てみると、最初にベッドを作成されている方が多いようです。
 専用ベッドキットといわれる自分の所有する車にぴったりサイズのベッドが販売されており、それを購入して取り付けている方が多いように見受けられました。
 ベッドが出来上がった後で、テーブルや棚の作成に取り掛かっているようです。それと同時にプライバシーを守るためにカーテンを取り付けているようです。

目次

キャンピングカーの種類

 キャンピングカーは、大きさや使う目的によって色々に分けられます。
 大きさの他にも下記の視点もあります。
 ・ガソリンとディーゼル
   ガソリンエンジンの方が静かですが、維持費はディーゼル(軽油)の方が安価です。
 ・乗用車と商用車
   乗用車は乗り心地が良いのですが、500キログラム程度の重量にしか耐えられず、商用
  車は重量に耐えられるものの乗り心地が悪いと言われています。
 ・2WDと4WD
   二輪駆動の方が安価ですが、四輪駆動の方が雪道などで安定して走ります。
 ・シングルタイヤとダブルタイヤ
   シングルタイヤの方が種類が多く、キャンピングカーのデザインもたくさんあります
  が、ダブルタイヤはパンクに強く、重さに耐えられます。
  タイヤの種類によっては、安売り店で入手できないだけでなく、自分で交換できない
 ものもあります。
 などいろいろな視点で検討が必要です。

大きさによる分類

キャンピングカーのベースとなる車両の大きさによっていくつかに分けることができ、それぞれに名前がついています。

バスコン

 ホテルなどの送迎に使われる15人から30人くらい乗れるマイクロバスを改造したバスコン。
 バスを改造(改造=コンバージョン)するのでバスコンと言われています。
 多くのバスコンは、外観はほぼ変えず、椅子などの装備を取り外し、リビング兼ダイニング、キッチン、寝室、トイレといった内装を組み込んでいるのが一般的です。
 運転席から後ろを大胆にカットして、FRPなどでキャンピングカーを作成するセミフルコンバージョンと、内装のみを変更する方法がありますが、内装のみの変更は、セミフルコンと比べて防音断熱効果が少ないと言われていますが、内装変更のバスコンの方が多くのメーカーから出ていて種類が豊富です。
 キャンピングカーメーカーが製作したバスコンは、車検証の定員変更などが行われていて普通自動車免許で乗れるものがたくさんあります。
 乗車定員や車体重量などの関係で車検証の変更が必要となり、自作している方は見かけません。
 マイクロバスですから実際の車両サイズも大きいので、自宅に大きな駐車場が無いと所有は大変です。
 車に設置されたタンクに水を100リットルくらい入れますので、民間駐車場では水を入れるだけで大変です。
 このマイクロバスのような大きな車両では、旅先で食べる食料品の買い出しなどには行けないでしょうし、材料が不足した場合にも、出先で見つけたスーパーで購入することも難しいでしょうから、もう一台、スーパーなどに出かける普段使いの車が必要だと思います。
 トヨタのコースター、日産のシビリアンなどがベース車両として使われています。

バスコンの例

ACSオアシスSH
http://www.ccs-rv.com/bustop.html

BORDER BANKS
https://nutsrv.co.jp/lineup/border/

キャブコン

 トラックの荷台をキャンピングカーに改造したキャブコン。キャンピングカーのベース車両は自動車メーカーから提供されています。
 ベースとなる車両は、1トンから1.5トンとなっていて、小型車枠(車長4.70m以下、車幅1.70m以下、高さ2.00m以下)のサイズとなっています。
 実際の車の高さは3mくらいありますが、運転のしやすさは、普通の車と同じです。
 トラックの荷台をキャンピングカーに変更する場合、自分で作成するには相当な技術と改造設備が必要で、キャブコンを自作している人はほとんど見ません。
 キャンピングカーメーカーが提供するキャンピングカーをそのまま購入するか、それをキャンピングカーメーカーに依頼して改造するかが一般的です。
 キャブコンは、全長が5メートル未満の車があり、全長5メートル以下に制限された民間駐車場にも停められます。
 トラックがベースとなっているので、車両総重量によっては、ほんの一部ですが普通自動車免許では乗れない場合がありますので確認が必要です。
 自作する場合は、キャブコンを中古車で購入し、内装を全部取り払って自分流に改造しているようです。
 トヨタのカムロードや、いすゞのびーかむ、三菱ふそうキャンターなどがキャンピングカー専用シャーシとして有名です。

キャブ付きシャシーの例(この写真はマツダのボンゴです)

キャブ付きシャシー例
キャブ付きシャシー
キャブコンの例

LIBERTY5.2
https://www.annex-rv.co.jp/lineup/

ACSソフィアなど
http://www.ccs-rv.com/cabcontop.html

CREA
https://nutsrv.co.jp/lineup/crea/

バンコン

 バンを改造(=コンバージョン)したバンコン。
 商用車のワンボックスカーとして荷物がたくさん積めるため、小型バイク、自転車、サーフボードなどを積み込んでどこにでも行けるため人気がありましたが、近年のキャンピングカーブームに乗って少しずつ人気が出始めています。
 元々荷物を積むために作られた商用車ですので、荷室が広く、乗用車にある後部座席が無かったり折りたためるようになっているため、改造が比較的簡単にできるようです。
 車両のみを購入し、内装を自作されている方も多いので参考になる動画もたくさんあります。
 ここで注意が必要なのは、全長です。民間駐車場で有名なTIMES(タイムズ)は、駐車可能サイズを全長5メートルに制限していますので、小型車枠以外の車両は駐車できません。
 日産のキャラバン(NV350)、トヨタのハイエースが主力のようです。マツダのボンゴもあります。

 同じ車種でも大きさがあり、室内が高いものや、車長や車幅が広いものもあります。
 日産キャラバンのサイズ例
  全長4695mm(小型車枠4700以下)、5080(+145)、5230(+535)
  全幅1695mm(小型車枠1700以下)、1695、1880(+185)
  全高1990mm(小型車枠2000以下)、2285(+295)、2285

 トヨタハイエースの例
  全長4695mm(小型車枠4700以下)、4840(+145)、5380(+685)
  全幅1695mm(小型車枠1700以下)、1695、1880(+185)
  全高1980mm(小型車枠2000以下)、2105(+125)、2285(+305)

 一般的な駐車場のサイズは、幅 2.5m程度 × 長さ 5.0m程度 × 高さ2.1m以上 です。
 スーパーロングやハイルーフでは、駐車できない場合があります。

 下記は日産キャラバン(NV350)のサイズです。(クリックで拡大)

サイズの違い
NV350のサイズ

この情報は日産キャラバンのサイトにあります。

https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/nv350caravan.html
バンコンの例

リコルソ
https://www.annex-rv.co.jp/lineup/

W AC 4.7
http://www.ccs-rv.com/vancontop.html

RS PREMIUM
http://www.atv-g.com/campingcar/campingcartop.html

銀河
http://www.omc-camper.co.jp/new_cars/ginga

realax wagon
http://car-taka.com/relaxwagon2/

軽キャン

軽自動車を改造した軽キャン。軽コンとは言わないようです。
元々が軽自動車ですので、ベースとなる軽自動車の価格が安いため、それを改造したキャンピングカーの価格もお手頃で人気があります。
基本が軽自動車ですので、走る道を選ばず、駐車場にも困らないので、所有しているユーザーも多く、参考になるサイトがたくさんあります。
女性一人旅などのyoutubeもたくさんあります。
N-VAN、everyなどがベース車両として有名です。

軽キャンの例

ミニチュアクルーズ
https://www.okamotors.co.jp/originalmodel/miniaturecruise/

SPANISH
https://nutsrv.co.jp/lineup/spinach/

ラ・クーン
https://www.az-max.co.jp/lakunn/lakunn20.html

トレーラーハウス

 単独では自走しないタイプで、牽引(けんいん)してもらうキャンピングカー。キャンピングカーメーカーの作るトレーラーハウスは、けん引免許が要らないものもあるので、調べてみると良いと思います。
 車は現在乗っているものがそのまま使えて、車は普段使いができ、出かける時だけトレーラーハウスを接続するので、キャンプ回数が少ない人に便利ですが、普段運転している車より車長が長くなるので、注意が必要です。

caravans
https://adria-mobil.jp/caravans/

利用目的による分類

使う目的によってキャンピングカーを大きく分けると二種類あるようです。

(1)長期の旅行に使う狭義のキャンピングカー
(2)目的地までの移動に使うトランスポーター

どちらもキャンピングカーと言われています。

狭義のキャンピングカー

 数ヶ月に渡って旅をするキャンピングカーで、収納力に優れ、冷蔵庫、温水、電子レンジ、コンロ、トイレ、シャワーなどを完備していることが多く、長距離の移動も楽にできるようになっています。
 軽自動車を改造したキャンピングカーもありますが、家族や愛犬と一緒に生活をしながらの移動なので、比較的大型の車両が主流です。
 実際は、洗濯などでコインランドリーを利用したり、スーパー銭湯で入浴、ファミリーレストランで食事やコンビニでお弁当を買ったりして過ごすこともあるようです。
 車内で歩き回れるほど室内高がありますので、小さなトンネルなどは通行できない場合もあるようです。
 年間の維持費が、人によっては100万円以上かかっているという話も聞きます。
 名所から名所へ車で移動するため、維持費のほとんどがガソリン代のようでした。
 長期旅行に使うキャンピングカーは、荷物もたくさん積み込む必要があり、収納も大きなポイントになります。
 数ヶ月に渡る旅行は、季節が変わることもあるため、季節に応じた服装がたくさん必要なだけでなく、寝具も季節に応じて変える必要があります。
 軽自動車を改造した軽キャンで長期旅行をしている方もいますので、小さいから長期旅行は不可能とは言えないようです。
 実際に車が大きいと、宿泊するための駐車場の確保や通る道にも制限があるようで、どこでも好きな場所に行けるわけではなさそうです。
 日本のトラックやバンを改造したキャンピングカーは、駐車場のサイズも意識して作られている場合もありますので、止められる車両もあります。
 実際、大きいキャンピングカーは、小さな駐車場だと止まれなかったり、ドライブスルーなども寄れない場合がありますので注意が必要です。
 しかし、冷蔵庫、電子レンジ、キッチン、シャワー、トイレなどもついていて、生活するという視点では問題は少ないようです。
 キャンピングカーの一番の問題は、新鮮な水の確保のようです。大きいペットボトルに入った水を購入しておくのは、対策の一つですが、100リットルくらいの水を確保するには、水道が設置されているRVパークのような場所に駐車するのが一番の対策のようです。
 キャンピングカーを何に使うのかをしっかり考えて車のサイズや装備を選ぶ必要が出てきます。
 youtubeでも、キャンピングカーを評価しているサイトがたくさんありますが、実際に1000万円近い車を無償で借りているので、悪口は一切言っていません。youtubeを見る際は気を付けてみてください。

トランスポーター

 車で前日に現地について車内で宿泊することが中心のトランスポーター。
 車の中で宿泊するので、車中泊と言われています。
 趣味で釣りをする人は、朝4時とか5時に釣り場にいなければならず、前日に現地に着いて、車に設置したベッドで寝て朝を迎える。
 たいらな場所で寝ることがメインですので、キャンプ道具などを積み込むスペースも狭義のキャンピングカーより少ないことが多いようです。
 トランスポーターは、自宅を出発して目的地に行って自宅に戻ってくるという、自宅を活動の拠点にしている場合が多いと思います。
 キャンピングカーは、車内で宿泊や食事をするので、「あると便利なもの」がたくさんあります。
 何かを望めば、当然大きい車が必要になります。
 また、装備が増えると、価格も高くなり、1000万円を超えるものもあります。
 車中泊をメインにしている人は、小さい車を選択しているようです。
 しっかり寝られることを選択すると、くつろぐ場所が狭くなります。
 たとえば、小型車枠(車長4.70m以下、車幅1.70m以下、高さ2.00m以下)のハイエースやキャラバンは、運転席の背もたれから後ろのドアまで約3mです。

日産 キャラバンとトヨタ ハイエースのサイズ(小型車サイズのもの)

NV350キャラバンのサイズ
キャラバンのサイズ

この情報は日産キャラバンのサイトにあります

https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/nv350caravan.html
HIACEのサイズ
ハイエースのサイズ

この情報はトヨタハイエースのサイトにあります

https://toyota.jp/hiacevan/


 ベッドは、身長+20cmと言われていますので、背の高い男性が寝ることを想定するなら、2mくらい必要でしょうから、車幅1.70mでは横で寝ることはできず、縦に寝ることになり、くつろぐ場所は1mしかありません。
 そうなると搭載する設備に制限がでます。
 小型車枠の車のメリットもあります。
 駐車場ならどこでも止められることです。スーパーの駐車場でも、有料駐車場でも、ビル内の駐車場でも止められます。
 メーカーが作ったキャンピングカーは、室内を歩けるように屋根を高くしているものがあって、高さ制限のある駐車場には止められないことがありますが、大きさ的には駐車場の枠(幅 2.5m × 長さ 5.0m)に入ります。立体駐車場の高さは2.1mの場所もありますので、この数値も忘れないでください。
 高速道路のサービスエリアや、キャンプ場などの専用駐車場を視野に入れた行動になると思います。

作る人による分類

作り方によっても分けられます。

キャンピングカーメーカーが作ったキャンピングカーを購入する場合

 キャンピングカーメーカーが提案するキャンピングカーで、母体となるキャンピングカーがあり、オプションで必要なものを追加する形でお買い得になっています。
 後から、自分好みに改造している例もあります。

普通の車を買って、自分で改造する場合

 バンや軽自動車を購入し、装備に必要な材料を買いながら、便利になるように追加していく方法で、ショップで装備を購入して取り付けたり、自分で木材を買ってきて、装備を作ったりしています。
 走行中の振動などで、壊れてしまう場合もあり、故障個所を対策しながら自作を楽しみにしている人もいるようです。
 車検証に記載している乗車定員や、荷室の大きさなどに変更を加えると車検証の変更が必要になるので、大幅な変更には苦労するようです。
 中古のキャンピングカーを購入して、内装を全部取り出して、新規に自分で内装を作るような人もいます。ただし、安い中古車は、エンジンやボディーなどが傷んでいるケースもあり、見えないところが錆びていたり、穴があいていたりするので、修復の知識が無いと苦労します。
 キャンピングカーを自作する方は、最初にベッドキットを購入または、イレクターパイプを組んでベッドを自作するところから始めているようです。快適な睡眠を確保できなければ、移動だけで疲れてしまいます。

自分好みに作って貰うフルオーダーする場合

 完全に自分専用のキャンピングカーでデザインから作ります。
 ベッドの位置や大きさ、キッチン、トイレなど生活に必要な装備をメーカーと相談しながら自分で設計して作るので、自分の好みにぴったりの一台が作れます。
 費用もフルオーダーだと高額になり、制作期間も長期に渡るため、1000万円以上かかっている例もあるようです。

レンタカー

 購入ではなく、レンタルで必要な時だけ使う方法もあります。
 高級なキャンピングカーが安価に利用できるので、キャンピングカーの利用経験を積んで、本当に欲しい一台を見つけるまでの橋渡しに使えると思います。
 実際、高額なキャンピングカーを見ただけで最適なものを選ぶことは非常に難しいですし、見えない問題は使ってみないとわからないことが多く、価格的にも買い直しは難しいです。
 複数のキャンピングカーをレンタルしてみて、長所や短所を見極めてから購入するべきだと思います。
 特に暑い日、寒い日などキャンピングカーを使う季節は色々です。雨、雪、騒音など外観だけでは分からないポイントはレンタルで見極める以外に方法がありません。
 FFヒーターの音などは、それぞれのメーカーが騒音対策をしていますが、実際の音は公開されていません。
 最適な一台を選ぶための準備として用意されているのがレンタカーだと思います。

輸入キャンピングカー

 日本のキャンピングカーは、日本の法律を考えて製造されていますが、輸入されているキャンピングカーは、複数の国の法令にも対応している場合が多く、安心感が高いと思われます。
 キャンピングカーの事故といえば、横転や、タイヤの破裂、タイヤを取り付けているボルトの折れなどなどが多いと聞きますが、日本にはキャンピングカー用の法律はほとんどありません。
 キャンピングカーの歴史の長い海外の製品も視野に入れてはどうでしょう。
 問題点があるとすると、車両が比較的大きいことと、キャンピングカー部分に乗り込むときにドアが反対側(車道側)にあるものが多いこと。修理部品が国内では手に入りにくいことなどがあげられます。
Fiat(フィアット)のDucato(デュカト)が有名で、複数の会社からキャンピングカーモデルが出ているようです。
 安心感をどこに求めるかによりますが、選択肢の一つです。

キャンピングカーのよくある装備

 キャンピングカーの基本的な装備はある程度決まっていて、キャンピングカーの使い方によって装備を取捨選択しているようです。
 特にキャンピングカーの内装は、後から追加が難しいと言われていますので、装備はきちんと選択しないと後悔します。
 また、窓から入り込む冷気対策、防音対策など、見えないところに対する対策も装備の一つです。

たいらなベッド

 ベッドサイズは、あまり公開されていません。youtubeなどでサイズを公開している場合があります。ダイニングの椅子を倒してベッドにすると毎回大変だという意見もあります。
 飲んだ後に、テーブルを片付けてベッド展開するのは、苦労が伴うようです。常設ベッドのあるキャンピングカーもありますので、自分の好みに合わせて選択します。

カセットコンロ

 一酸化炭素中毒を心配して、IHコンロを選択する場合もありますが、便利さを考えるとカセットコンロが必須です。カセットボンベはコンビニでも売られているので、ガスに困ることは無いようです。
 ハムエッグを作りながらコーヒーのお湯を沸かすにはカセットコンロが2つ必要です。
 インスタントラーメンや、なべ料理などはコンロが一つでも十分ですが、少し凝った料理を考えているならカセットコンロは二つ必要かもしれません。
 もちろん、カセットコンロですから、必要になってからホームセンターなどで購入できます。

シンク

 実際にどのような使い方をしているか、youtubeを見たのですが、良くわかりませんでした。
 水はポリタンクに入っていて、電動ポンプで水を出すのですが、何日もポリタンクにいれっぱなしにした水が安全に飲めると思いません。
 RVパークなどで常に新鮮な水に入れ替えているようです。
 また、料理などにはペットボトルに入った新鮮な水を使っているようです。

給水・排水タンク

 水20リットルは、20キログラムあります。排水タンクの水をどこに捨てるのか、新鮮な水はどこで供給するのか、RVパークなどの施設で行っているようですが、実際に水を運んでいる動画は見つけられませんでした。

電子レンジ

 使わないという意見と必須という意見に分かれています。
 出先で休憩する場合、どこで休憩するかによって、電子レンジの利用頻度が変わるのではないでしょうか。
 室内高が確保できない場合、火を使っての料理も十分に作ることが難しいと思います。

冷蔵庫

 冷蔵庫は食品を安全に保管するために必要です。40リットル程の冷蔵庫が主流のようですが、冷凍庫と冷蔵庫を同時に行えるものは数が少ないようです。
 ベッド展開すると冷蔵庫が開かないという設計もあります。消費電力も確認しないと、夜中にバッテリーを使い果たして冷蔵庫が使えないということになります。

エアコン

 真夏の閉め切った車内で生活するには必須のようですが、大容量のバッテリーを装備していないと、エアコンは4時間程度しか持ちません。
 ペットと一緒に旅行している場合、施設などペットの同伴が許されない場合があり、留守番するペットのためにエアコンをつけっぱなしにしている例もありました。

FFヒーター

 暖房専用で必須という意見が多いようです。真冬の車中泊には必須の装備だという意見がたくさんありました。

テレビ

 DVDなどのオーディオ類を見るためにテレビが必要ですが、食事中に見るのか、寝ながら見るのかなど、利用シーンをしっかり見極め、どんな向きでテレビが設置されているか確認する必要があります。

バックモニター

 装備で後ろが確認できないため必須という意見が多いので、後付けもできるようですから検討項目に入れておく必要があります。

テーブル

 食事をするためには、テーブルが必要ですが、使わない時にどこにおいておくのかなどチェックしておく必要があります。また、実際の大きさを見て料理がどれくらい置けるのか確認する必要があります。
 ファミレスのテーブルの大きさなどを参考に、車に設置してあるテーブルを見ると良い判断材料になります。

ネット環境

 リモートワークには必要です。

トイレ

 ラップポンを始め、使い方が家庭のトイレと違いますし、不要という意見と緊急用として設置してあるが未使用という人もいます。小さい子供のいる家庭では必須のようです。

シャワー

 銭湯や温泉もありますので、温泉などの料金と装備費用を考えると温泉の方が安上がりになる可能性があります。また、車内に十分な水量があるか確認が必要です。

ソーラーパネル

 標準装備とオプション設定されている車両に分かれます。
 キャンピングカーの装備のほとんどが電化製品のため、走行充電以外の方法で電力を確保するには必要な装備です。

(サブ)バッテリー

 車についているバッテリーを使うと車を運転しようとしたときに電気が無くてエンジンがかからないなどの問題があり、車のバッテリーの他にサブバッテリーを搭載しているのが一般的です。
 持ち運びのできるポータブルバッテリーもあり、一泊程度の旅行ならポータブルバッテリーで十分ですが、ポータブルバッテリーは、自宅で充電する必要があります。
 走行充電やソーラーパネル充電をするためには、サブバッテリーを搭載する必要があります。
 容量の大きいリチウムイオンバッテリーが人気で、搭載する車も増えていますが、高価でオプション設定されている場合が多くあります。

インバーター

 電気ポットやドライヤー、電気毛布など電気を使う装備はたくさんあり、100Vの電気製品が使えるようになるインバーターは必須の装備になりつつあります。

コンセント

 スマホの充電をどこでするかも考慮する必要があります。とりあえずついているというより、ベッド近くにコンセントがあるかとか、キッチンの近くにあるかなど、実際の利用シーンにふさわしい場所についていることが必要です。

室内灯

 食事時と就寝前と就寝後で明るさに差が必要です。ベッドサイドの電気もチェックが必要です。

遮光カーテン

 キャンピングカーは人がのぞき込むことが多いそうです。
 また、窓からの冷気は相当で、どんなに断熱しても窓から冷気が入って車内が冷たくなると聞いたことがあります。

外部入力

 外のコンセントから電気を車内に取り込めます。RVパークなどで外部電源が利用できる場合がありますので、利用するとバッテリーの節約になりますし、安心して電気製品を使うことができます。

タイヤの空気圧センサー

 空気が少ないとタイヤが破裂することがあります。空気圧はチェック漏れしやすいので、車内で確認できると安心です。

防音断熱対策

 エンジン音や雨音などの防音、真夏と真冬の対策は必須です。防音断熱は見えないので、メーカーの言い分を信じるしかありません。

においに対する対策

 食べ残しのにおいをどうやって分離するのか検討が必要です。食事中のにおいは、窓を開けたり、空気を入れ替えることにより、対応できますが、ごみのにおいは、対策が必要です。

ベンチレーター

 空気入れ替えのための換気扇。吸排気が可能となっているものが有名です。車の屋根に穴をあけて設置することが多いため、車の高さが変わり、車検証の変更が必要となる場合がありますので、自作する場合は注意が必要です。

 女性がいると必須ですし、男性も必要な場合もありますので、使いやすい場所に設置されているか確認が必要です。

一酸化炭素センサー

 車内で料理する場合は必要かもしれません。密閉された車内でコンロを使う場合は、一酸化炭素中毒に注意して使う必要があります。

人感センサー

 夜間のトイレ照明や出入り口の照明など、スイッチを押さなくても電気がつくと便利な場所があります。

発電機

ものすごい騒音があり、国内では発電が許可されている駐車場はRVパークを含めてほとんど無いようです。

キャンピングカーを選ぶ際に覚えておきたいサイズ

小型車枠(税金や通行料に影響があります)

車長4.70m以下、車幅1.70m以下、高さ2.00m以下

駐車場のサイズ

幅 2.5m × 長さ 5.0m × 高さ2.1m以上 (駐車場の例です)

駐車場に停められるサイズ
TIMESに記載のサイズ

 

ベッドのサイズ(建築設計者が標準的に用いる参考寸法)

シングル(幅1,000mm、長さ2,000mm)長さは身長+20cmが一般的です。
セミダブル(幅1,200mm、長さ2,000mm)
ダブル(幅1,400mm、長さ2,000mm)

走る際の注意

 キャンピングカーで背の高い車は、横風による横転の危険はもちろんですが、トンネル、有料駐車場、地下駐車場に入る時は注意が必要です。
 青空駐車場でも、駐車券を受け取るところには、雨よけのひさしがあり、車をおりて駐車券をとっている場合もあるようで、背の高い車は、ひさしの高さを常に考える必要があります。
 肉や野菜を買うにもスーパーの駐車場に入れるか調べねばならず苦労します。
 有名な観光地なら大型バスも止まるので安心ですが、隠れた名所などは、途中の道が狭かったりするので、行けない場所も出てきます。

装備に関する注意

 キャンピングカーを購入する場合、色々な販売店があるわけですが、キャンピングカーの製造経験が多い会社の方が故障などへの対策が繰り返し行われていて、信頼性が高いような気がします。(根拠の無い個人的感想
 キャンピングカーは、長期の旅行に対応できるように、水をたくさん積んだり、冷蔵庫、エアコン、電子レンジなど重い物を積んで走ることが多いので、重量バランスなどもしっかり考えていないと、タイヤがパンクしたり、タイヤを取り付けているボルトが折れたりします。
 しかし、私がキャンピングカーメーカーのサイトを見る限り、4輪それぞれにかかる重量を表示しているサイトは見つけることができませんでした。
 また、駐車中はエンジンを停止するので生活は電気がメインとなりますので、サブバッテリーと呼ばれる電池をたくさん積んでいて、エンジンを止めていても、電気製品が使えますが、故障すると購入したメーカー以外では直せない可能性があります。
 特に中古車は、元の所有者が改造を加えていて、売るときに装備を外していたり、事故や傷を個人で直したりしている可能性もあり、キャンピング装備の保証を含めて販売店がどこまで保証してくれるのか確認が必要です。
 シャワー装置などで温水が出るキャンピングカーもありますが、水が一杯まで入っていて、水を温水にすると、水が膨張してパイプが外れる可能性もあり、使い方をしっかり聞いておかないと余分な出費をすることになります。
 サブバッテリーは、外部充電しないと、バッテリー劣化が起きる場合があるので、使い方を確認して正しい使い方で使用することが必要です。
 キャンプに行く時に他人を乗せると、引き出しなどの開け方がわからず、壊してしまう可能性もありますので、他人を乗せる時は使い方の注意が必要かもしれません。
 必須の装備と言われているFFヒーターは月に一回以上運転させた方が良いと言われています。
 このようにキャンピングカーは、メンテナンスも重要で水のタンクにカビが生えたり、冷暖房が必要な時に機能しない可能性もあります。
 エアコンは4時間くらいしか持たないサブバッテリーもありますので、サブバッテリーの容量にも注意が必要です。最近はリチウムイオンバッテリーの装備も増えています。
 太陽光発電システム(ソーラーパネル)を搭載しているキャンピングカーは多く、車内で使うものは、ほとんどが電気製品ですので、太陽光発電システムは、必要な装置だと言われています。
 プロパンガスのコンロがついているキャンピングカーもありますが、多くの場合は、カセットコンロを使っているようです。ただし、日本では、プロバンガスは手に入りにくいので、コンロがあってもプロパンガスが手に入りにくいので特に輸入車の場合は注意が必要です。

キャンピングカーを選ぶ際の注意

(1)最初に考えるのが車のサイズです。車内の装備は交換ができる場合がありますが、車のサイズは変更できません。キャンピングカーを使う目的と利用シーンは間違えることができませんので、一番大切な検討材料です。キャンピングカーを複数台見ているうちに、車両サイズが頭から抜けないように注意してください。
バンコンのベースとなるキャラバンやハイエースは、標準サイズ以外は民間駐車場に入りません。

(2)室内高に関する検討。車で過ごす時間がどれくらいあるのか、車の中で何をするかによって車内の高さに違いがでる。寝るのが中心なら室内高は問題にならないが、車内で生活を考えているなら、立って作業ができる高さが必要となってきます。車の使い方をしっかり考えないと選択を誤ります。救急車ベースの車以外は、室内高180cmは確保できません。また、民間の駐車場は幅 2.5m × 長さ 5.0m程度、立体駐車場の高さは法律上2.1m以上ですので、この数値も忘れないでください。

(3)平なベッドが絶対条件です。ベッドのサイズにも注意してください。(身長+20cm)
自分の肩幅を参考にすると、ベッドの幅も検討材料になります。
普通の乗用車のシートを寝かせてフルフラットだと言っている乗用車もありますが、車中泊には向きません。

(4)駐車場の大きさに注意。一般的な駐車場は、幅 2.5m × 長さ 5.0mくらいだと言われていますので、大きい車を購入すると駐車場の確保も必要です。クラウンやベンツより大きいキャンピングカーもあります。長さ5mがポイントになります。小型車枠は4.7mですので、そこも検討材料です。

(5)乗車定員と就寝定員を確認。乗車定員と就寝定員は違います。乗車定員と書いてあっても、移動距離が長くなると、前向き乗車が必要です。ソファーのようなものでシートベルトが装備されているキャンピングカーもありますが、横向き乗車は長距離の移動には向きません。
 また、移動中に会話ができるような座席配置も検討材料です。
 就寝定員も、常設ベッドか、ダイニングを変更してベッドにするかも違います。お酒を飲んだ後にベッドを作るのは大変な作業のようです。

(6)マルチルームは、トイレにしたり、シャワー室にしたり、洋服箪笥にするように確保された部屋ですが、室内の高さと、搭載している水タンクの容量を考えると、トイレやシャワーは災害時などの緊急用かもしれません。(小さい子供がいる場合はトイレが必須らしい)

(7)修理に関すること。キャンピングカーは、メーカー独自の仕様になっているため、装備がおかしくなった場合、他の店舗では修理できない可能性があります。
 修理工場が近くにあることも選択肢の一つかもしれません。
 中古車を購入した場合は、元の所有者が自分の知識で自己流に改造している可能性があり、設計図も無く修理できない場合があると聞きます。最悪の場合、改造した部品が取り外されている可能性もあり、変な場所から雨水が入り込んだりする場合があります。
 車両本体が故障したり事故を起こした場合は、近所の修理工場でも修理できますが、キャンピングカー部分が大幅に壊れた場合(横転して壊れた場合)などは、修理も大変になるので、長期保証を含めた対策が必要です。

(8)お気に入りのキャンピングカーが見つかったら、google検索やyoutube検索でその車の名前で検索してみましょう。利用者がいれば、結果が表示されます。検索しても見つからない場合は、キャンピングカーとして使いにくい可能性もありますし、初期モデルなら壊れやすい場所があるかもしれません。マイナーチェンジを繰り返している車の方が、利用者の意見を反映して何度も改良が加えられていて安心できるような気がしています。

(9)メンテナンスが必要なことを知っていますか。ポリタンクに入れた新鮮な水は、常温で何日くらい持つと思いますか?掃除をしない部屋は何日くらい綺麗なままだと思いますか? そう考えると長期に渡る旅行はもちろん、使わない時でもすべての装備でメンテナンスが必要です。メンテナンスは、大切なことなので、購入時に販売店にしっかり確認しておきましょう。

キャンピングカーの保証について

 キャンピングカーの保証は、キャンピングカー購入時の契約のよります。
 一般的に車両本体の保証は、自動車メーカー。
 架装部分(キャンピングカー部分)はキャンピングカーメーカー。

 特に、冷蔵庫、エアコン、電子レンジ、インバーターなどは、メーカー保証とキャンピングカーメーカー保証がどうなっているか、購入時にしっかり確認しましょう。

最低限のトランスポーターの作り方

 キャンピングカーは、700万円から1000万円くらいしますので、誰でもが簡単に購入できるものではありません。
 ベースとなる自動車を50万円から300万円くらいで購入し、自分で改造を加えている人が多くいます。
 ベースとなる車両ベッドキットサンシェード寝袋これだけでどこにでも車で移動して寝泊りができます。
 これは、自宅を出発して目的地に向かい、宿泊して、自宅に戻って来ることを想定していて、長期の旅行は想定していません。
 食事はコンビニ弁当かファミレス。入浴は銭湯。洗濯はコインランドリーで生活可能ですが、不便です。それ以外の洗剤とか食器、着替えなどは、自宅にあるものを持ち出せば十分だと思います。
 実際のキャンパーは、何度か近くの公園や自宅の駐車場などで問題が無いか調べてから出かけているようです。高速道路が近くにあれば、サービスエリアなどでも経験を積んでから遠くに出かけているようです。

ベースとなるキャンピング車両の例(あくまでも例です)

 ベースとなる車両が必要です。予算と使い方に合わせて買うことになるのだと思いますが、中古車を視野に入れることもできます。

  • キャラバン
  • ハイエース
  • N-BOX
  • Every

ベッドキットは、購入した車両にあうものを購入

キャラバンの例ですが、知識がありませんので、ご自身で探してください。
自転車を積みたいので、半分だけベッドになるものが欲しいなどの要求は、個人ごとに違いますので、他人の意見に惑わされることが無いようにしてください。

NV350 キャラバン 標準ボディ プレミアムGX 専用 ベッドキットレザー タイプ 40mmクッション材(20mmチップウレタン 20mmウレタン)CARAVAN 車中泊 カスタムキャラバン フルフラット 車中泊マット日本製

価格:45,884円
(2020/5/25 11:47時点)

サンシェード(夜に窓を覆って外から覗かれないようにするもの)

キャラバンの例ですが、知識がありませんので、ご自身で探してください。
ダンボールを切って、壁紙のようなものを貼り付け、自分で作っている方もいます。

NISSAN キャラバン NV350用 (E26系) サンシェード 1台分 車中泊 アウトドア キャンプ メッシュカーテン 5層構造 吸盤貼付 遮光 8P

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寝袋

寝袋に関しても知識がありませんので、ご自分で探してください。
最低気温によって、利用できる寝袋が違うようで、快適に寝られる温度と我慢すれば寝られる温度があるそうです。

あると便利なもの

ランタン(夜間の明かり)
カセットコンロ(インスタントラーメンくらいなら作れます)
ポータブルバッテリー(電気ポットなどの電気製品が使えます)

キャンピングカーを持ったら買いたいもの

 車中泊でコンビニ弁当ばかりというわけにはいきません。
 岩谷産業のカセットコンロは有名だが、コンロだけでは道具が無くて料理ができないです。
 有名なサイトで道具を揃えながら、車中泊を楽んではどうでしょう。
 車の中でゆったりとコーヒーを入れて飲むのも車中泊の楽しみだそうです。
 有名店で無くても、ダイソーやセリアで小物を調達している人もいます。

コールマン
https://www.coleman.co.jp/

SOTO
http://www.shinfuji.co.jp/soto/

SnowPEAK
https://www.snowpeak.co.jp/

LOGOS
https://www.logos.ne.jp/


参考サイト

キャンピングカーを入手したら、キャンプに行ってみたいと思うのは当然です。
ネットで調べても、個人の知識だけでは、限界があります。
色々な情報をまとめたサイトがありますので、そちらを参考にすると自分の知識が広がります。

日本RV協会

観光庁

日本観光振興協会

キャンピングカーで泊まれるところ

 キャンピングカーならどこでも寝て良いというわけではありません。
 実際の高速道路のサービスエリアや一般道の道の駅は休息のための場所であり、宿泊施設ではありません。
 キャンパーたちが見つけてきた情報が共有されているサイトがありますのでありがたく使わせていただいてはどうでしょう。

キャンピングカーで宿泊できる場所

RVパーク
湯YOUパーク
道の駅(宿泊を目的としての駐車は不可)

キャンピングカーが停められる駐車場

https://btimes.jp/feature/campingcar/

まとめ

 キャンピングカーは、自分がキャンピングカーで何をしたいのかを十分考えたうえで購入を検討した方が良い結果が得られます。
 大きなキャンピングカーは、スーパーへの買い物や雨の日の家族送迎などには向きませんし、購入したキャンピングカーをどこに駐車するのかを考えてから購入しないと後で困ります。

 ベースとなる車のサイズは最重要ポイントです。
 大きい車を選ぶと、装備に十分な広さが確保できますが、走る道と停める場所に苦労します。
 小さい車を選ぶと、走る道と停める場所は確保できますが、装備が制限されます。

 乗車定員と就寝定員はキャンピングカーごとに違いますし、ベッドのサイズも車両ごとに違いますので、自分のキャンピングカー生活にあったものを検討に入れないと、不要なベッドが車内生活の邪魔になる場合が出ます。特にベッドは、収納せず布団をひきっぱなしという話を聞きます。

 食事をしたりくつろいだりする場所をダイネットと呼びますが、座席をフラットにして、子ども用のベッドにする場合があります。その場合は、子どもが寝てしまうと、夫婦でくつろぐ場所が無くなります。

 冬の寒さと夏の暑さは最初に対策しておかないと後からの対策は不可能に近いです。
 FFヒーターとソーラーパネルは、多くのキャンピングカー所有者が必要だと言っています。
 キャンピングカーの標準装備とオプション、ベース車両の標準装備とオプションも購入時のポイントです。自動ブレーキなどは後から付けるのは無理です。安いと思っていても、オプションを付けると高額になる場合があります。
 新車で無くても、中古車やレンタルがあります。
 中古車は、当たり前ですが、信頼できるショップから購入しないと、問題が発生しても保証がありません。スイッチを押しても反応しないなどは、自分で修理する必要があります。
 レンタカーでキャンピングカー経験を積み、長所や短所を経験して新車を購入する方法もあります。
 今回のコロナウィルス騒動で在宅ワークでも問題が発生しない人がわかったりしたので、キャンピングカーは、今後、リモートワークなどで需要が高まってくると思われます。ネットワークさえ確保できれば、有名な観光地の駐車場でも仕事ができるかもしれません。土日は観光地で遊ぶなども簡単にできるかもしれません。
 今の内に検討して自分の生活に一番マッチした車を選んで楽しい生活ができるようにしてみましょう。

キャンピングカーメーカー

アネックス(1990年)
https://www.annex-rv.co.jp/

アドリア(輸入車)
https://adria-mobil.jp/

RVトラスト(2015年4月)
https://rvtrust.com/

RVビックフット(1990年9月)
http://www.rv-bigfoot.com
http://www.ccs-rv.com/

ATV群馬(不明)
http://www.atv-g.com/

L.T.キャンパーズ(1996年7月)(VANTECHの正規販売店)
https://www.ltcampers.co.jp/

OMC(不明)
http://www.omc-camper.co.jp/

岡モータース(2004年)
https://www.okamotors.co.jp/

かーいんてりあ高橋(1983年)
http://car-taka.com/

キャンピングカーステーション(1990年9月)
http://www.ccs-rv.com/

CCFオオモリ(1968年10月)
http://e-ohmori.co.jp/

ダイレクトカーズ(2009年11月)
https://www.cars-drt.com/

チェンジ(2001年12月)
https://change-inc.net/camping-car/

Toy Factory(1999年8月)
https://www.toy-factory.jp

東和モータース販売(1970年9月)
https://towa-motors.com/

ナッツRV(不明)
https://nutsrv.co.jp/

日本特種ボディー(不明)
https://www.ntbcamp.co.jp/

FLEX(1982年7月)
https://www.flexnet.co.jp/

フィールドライフ(1991年3月)
https://www.fieldlife.co.jp/

フジカーズジャパン(不明)
https://focs.campnofuji.jp/

ホワイトハウスキャンパー(不明)
http://www.whitehousecamper.com/

ミスティックス(1991年3月)
http://www.mystic.ne.jp/

ヨコハマモーターセールス(1982年10月)
http://yms-jp.co.jp/

リンエイ(不明)
http://www.rinei.jp/

レクビィ(1984年)
https://recvee.jp/

ロータスRV(1990年10月)
https://www.rotas-rv.co.jp/

その他

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